クライアントワークをする中で、より顧客の目線に立った対応ができるようになりたいと思い転職しました。

前職ではアナリストとして、主にパネルデータを活用した分析の企画提案や実施、報告といった一連の業務を行っていましたが、リサーチ会社ではマーケティングサイクルの中でも効果検証部分の対応にとどまることが多く、その前後の戦略構築や施策の立案にはあまり関われませんでした。ただ、クライアントは検証だけをしているわけではないので、より顧客の気持ちを理解するためにもスキルの幅を広げたいと思ったのが転職のきっかけです。

電通クロスブレインでは検証だけではなく、施策の立案や実行部分にも携われる点や、マーケティングとデータ分析それぞれのトッププレイヤーの合弁会社であるということで興味を持ちました。また、当時設立して約2年とまだ日が浅い会社だったため、実力次第では早い段階から裁量を持って働けそうだと思い、入社することに決めました。

大手の小売企業を対象としたCRM支援、およびリテールメディアビジネスの運用を担当しています。

注力しているプロジェクトとして、リテールメディアを活用した取り組みを小売の得意先メーカーと共同で進めているものがあります。リテールの持つ媒体上で広告を打つことで、メーカーとしては売上の向上が狙える他、誰にどんな施策を打てば反応してくれるかを、実購買と紐づいた環境で検証できる点を魅力に感じていただいている取り組みです。

データを起点にして施策の実行から検証、改善といったPDCAを回しているという点が、まさに私のやりたかったことでもあるので、日々やりがいを持って取り組んでいます。

難しい課題に対してチームで協力してアウトプットを作り上げた時の達成感は、この仕事の醍醐味だと思います。

限られた時間の中で質の高いアウトプットを出すことは簡単ではないですが、極力クライアントやその先の消費者の目線に立った分析や施策を考えられるよう、チームメンバー皆で協力して頑張っています。

また、プロジェクトマネージャーとしては、案件の遂行も大事ですが、それと同じくらい案件の中でメンバーに成長してもらうことが大事だと思っています。できることが増えたり、それに伴ってより前向きに仕事に取り組んでいる姿が見えたりなど、メンバーの成長を感じる瞬間はうれしいです。

そのためにも、個人のやりたいことや要望を聞いたうえで、全ては難しいですができるだけそれに沿うようなアサインを行うように心がけています。

電通クロスブレインは、まだ創業から3年ということもあって、社内の制度や教育体制など、整いきっていない部分もあります。ただ、まだ約50人と人数が少ない会社なので、社長や役員との距離も近く、現場の課題を直接伝えて自分の手で改善していける環境でもあります。

チームで協力して難しい課題に取り組むことが好きな方や、組織作りに興味がある方は、ぜひ仲間になってほしいです。