弊社データソリューション開発部 部長、永田 大貴氏の査読付き論文「階層ベイズ両側打ち切りトービットモデルによるラジオ聴取時間に関する解析」が日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌に公開されました。

【詳細URL】https://www.jstage.jst.go.jp/article/torsj/68/0/68_27/_article/-char/ja
【DOI】https://doi.org/10.15807/torsj.68.27

【概要】 本研究は、ラジオ聴取者の聴取時間の生成メカニズムを明らかにすることを目的としたものです。調和回帰を用いることで、ラジオ聴取行動における聴取周期をモデル化し、さらにラジオリスナー個々人の異質性を組み込んだ階層ベイズモデルにより推定を行っています。これによりラジオリスナーの周期異質性を評価し、推定結果に対してクラスタリングを行うことで、特徴的な周期パターンを示しました。これらの結果はメディア聴取行動における新たな示唆を与え、大規模な視聴行動に対するモデリング方法の提案を提示したものになります。